こんにちは!
ナナ旅のnanacoです(*’-‘*)
スイスが世界一物価の高い国だと知り、Facebookの「一人旅」のグループで相談してみたところ、乗り鉄を趣味とするMさんに、色んな情報を沢山教えてもらいました。
他にもスリにあった時の話しも聞け、他人ごとではないと強く感じました。今まで何事もなく旅行してきましたが、確実に油断しはじめていた気がします。これを機に再度警戒度をUPしなければと。
これからヨーロッパを旅行する方、一人で旅行する方のお役に立てればと思い、まとめてみたいと思います。
イタリア→オーストリア→スイスの観光ルート
イタリアを観光したあと、ベネチアからグラーツへ向かい、オーストリアを鉄道で観光する予定でした。
ベネチアからグラーツまでは列車で6時間程かかります(上記地図参考)
ベネチアからクロアチアを通り、オーストリアへ行く方法もあるかなと思いましたが、調べるとクロアチアを経由するとちょっと面倒そうだったので却下。
陸路で1万ちょっとかかるなら、安い航空券もあるんじゃないかって思い、空路でも調べてみたところ面白い結果に!
個人旅行は柔軟に楽しみながらが基本
海外での国際線を探す時にはいつもExpedia(エクスペディア)を利用。
ベネチア発グラーツで絞り込んだ結果
オランダ航空だと「アムステルダム」でのトランジットを利用し、オランダ観光できるという事が分かり、本気で考えました(;^ω^)
わたしの組み立てる旅行は「面白そう!」って感じた方に進む傾向があります。個人旅行ならではの自由な発想で楽しむのも有りかと。
オランダも行ってみたかった国なので、ついでに行っちゃおっかな!って思ったのです。その時ベテラン鉄オタMさんから電話がかかってきました。
イタリア→オーストリア間をヨーロッパ鉄道で最高の景色が眺められるルートの提案
オランダ航空での件をMさんに伝えたところ失笑してましたが、もっと素晴らしいルートの提案をしもらえたのです。
ベネチア泊よりベローナでの宿泊がおトク
まずMさんのおすすめとしては、観光客の多いベネチアで宿泊すると、ホテル代も高くなると。それならベローナで宿泊し、ベネチアは日帰りでもよいのでは?との提案です。
なるほど
確かにその手もある!
しかもベローナから鉄道を利用し、オーストリアの「インスブルック」向かえば絶景が楽しめるというのです。
ベローナ→インスブルックの美しい車窓
Mさんの一押しは、ベローナからミュンヘン行きの列車に乗り、ブレンナー峠を越えインスブルックへ到着するルート。インスブルック迄の景色がとても素晴らしいと言うのです。
Mさんの話しを聞いてるうちに、オランダ航空での空路は、頭からすっかり消えていました。
車窓からの景色もですが、インスブルックの良さも沢山聞くことも出来ました。そして次はオーストリアからスイス迄の道のりです。
グラーツ→チューリッヒのパノラマ車両
Mさんからのもう一つの提案は、オーストリアからスイスへの道のりです。
画像はM氏撮影
グラーツからは一日1本、チューリッヒへのパノラマ車両が運行している事を教えてもらいました。
スイス国鉄(SBB)が所有するパノラマ車両は、新幹線と同じ車幅にもかかわらず、座席は3席でとってもゆったり。
このパノラマ車両には、前回紹介した「ユーレイルパス」での乗車が可能です。
チューリッヒまで約6時間程の道のりですが、オーストリアからアルプスの景色は美しく、ずっと見ていて飽きないのだそうです(*´ω`*)
オーストリアからスイスへ向かうパノラマ車両の座席は進行方向右側がおすすめ!
ここで大切なのが、乗車する時の座席!
せっかく6時間も列車に揺れるのならば、景色が一番よく見える席に座った方が絶対いいにきまってます。
スイスでは都市計画的な感じで、ベランダに花を植えるよう定められているのだとか。
山の斜面にそって家がたち並ぶスイスの街並み。通常ベランダは南側にありますよね。
どの家のベランダにも花が植えられているため、右側の席に座っていれば、美しい家並みを楽しむ事ができるのです。
東から西に向かう列車に乗るため、進行方向の右側の座席がベスト!
実際この列車を利用していないと分からない、とっても貴重な情報だと思うのです。これを知ってるのと知らないのとでは、列車での旅の価値が大きく変わると言えるでしょう。
ベテラン鉄オタ先輩Mさんに感謝!
ヨーロッパを旅行する為の便利なアイテム
あと私が旅行する際こだわっていることが一つあります。それは
旅行先での天気
せっかく旅行に行くのなら、天気が良い日に行きたいじゃないですか。コレ私の中でかなり重要ポイントとなっています。
日本では一日中雨が降り続くことがあり、先々の旅行計画が立てずらい。そのため天候が比較的安定している海外を旅行することが多くなっています。
今回欧州を旅行するにあたり、列車からの車窓を楽しみたいと思うのならば、やっぱりお天気は晴れてなきゃ意味がない!そこでMさんからお天気アプリも教えてもらうことが出来ましたので紹介しますね。
お天気アプリ「AccuWeather」がおすすめ
AccuWeatherがあれば、海外でも2~3日先の天気はある程度正確に把握することができるのです。
国をまたぐ国際列車に乗車する日は、AccuWeatherで天候をチェックし、確実に晴れそうな日に移動したいと考えています♪
Rail Planner(レイルプランナー)
Rail Plannerは、どこにいても列車の情報を検索することができるツールです。オフラインでヨーロッパの列車の発着時刻を簡単に調べることが可能!
公式サイト:https://www.eurail.com/jp
このアプリは「世界一物価の高いスイス~」の記事でも紹介しましたが、鉄道を利用し旅行するのにとても便利なアプリなので、お天気アプリとセットで覚えておきたいかと。
- お天気アプリ「AccuWeather」
- Rail Planner(レイルプランナー)
- Googleマップ
現地ではこの3つのアプリがあれば、かなり快適に旅行ができると確信しています!
最後に、Mさんがスリにあった時の話しとなります。
スマホをすられ被害額16万!海外旅行保険は適用外
Mさんがスリにあった話しは衝撃的でした。スマホだけでもそんなに高額な被害にあうだなんて!って感じで…
カバンのポケットにスマホを入れていた時、列車の中ですられたそうです。
MさんのスマホはAndroidだったからか、お金にならないと判断したスリは、嫌がらせに何か所も電話をかけていたのです。
すられた事に気が付いたMさんは、取り合えず鉄道警察へ被害届けを提出。そのあとdocomoへ連絡すると、すでに16万程利用されていたと…
私は今まで、simフリースマホと現地プリペイドsimを海外で利用してきました。
docomo、au、Softbankなどのキャリアを海外で利用する場合は、今回のケースと同じ被害にあう可能性があるため、注意が必要です!
Mさんは通話記録を全て取り寄せチェックしたところ、イタリア国内のにかけていたそうですが、docomo回線を通じ日本経由での国際通話になってしまっていたのです。
海外旅行保険では、被害にあったスマホの保証はできても、通話にかかった16万は二次被害なので保険が適応されず。スリにあったMさんへは、ほんと同情してしまいますが、とても勉強になりました。
先日ホーチミンで発疹が出た時にも慌てましたが、海外旅行先で万が一の事があった場合を想定し、準備することが必要だとつくづく感じてしまいました。
ヨーロッパ旅行の計画の手助けをして頂いたMさん、本当にありがとうございました。また、この内容がヨーロッパを旅行する方のお役にたてることを願っています。