こんにちは。アラフィフ女一人旅の
nanaco(@nanaco46841391)です(*’-‘*)
イタリア→オーストリア→スイスを旅行するにあたり、ベテラン鉄オタMさんに貴重な情報を沢山聞くことができました。そこで今回も忘備録としてまとめたいと思います。
ヨーロッパを列車で周遊するならユーレイルパスが便利
ヨーロッパを数ヶ国電車で移動する場合「ユーレイル グローバルパス」を利用すると便利だと言うことが分かってきました。
「ユーレイルパス」がどの様な物か、どんな種類があるのか、いくらなのかなど、出来るだけ分かりやすくしたいと思います。
ユーレイル(Eurorail)パスとは
Eurail Group G.I.E.(企業)が提供している、ヨーロッパの鉄道パス(ユーレイルパス)のこと。ユーレイルパスは、ヨーロッパ28カ国(またはそれに相当する鉄道)が乗り放題となる鉄道パスです。訪問国、滞在日数など旅程に合わせパスの種類が選べます。
ユーレイルパスがあれば、ヨーロッパのほとんどの国を鉄道で旅行することができるのです。ほとんどのってことは、行けない国もあるの?
って思いますよね。
ユーレイルパス加盟28ヵ国の範囲
ユーレイル加盟28ヵ国とは?
ユーレイルパスを利用する上での注意点
オランダ、ベルギー、ルクセンブルグの3国、フランスとモナコ、オーストリアとリヒテンシュタイン、クロアチアとスロヴェニアは、それぞれ1ヶ国として扱います。他にもユーレイル加盟国のうち、それぞれのパスの通用国はパスごとに若干異なるため、詳細は詳細サイトにてご確認しましょう。
ユーレイルパスの種類
ちなみに現在発行されているユーレイルパスは2種類です(2019年3月現在)
- ユーレイル グローバルパス
鉄道で28カ国間を旅することが可能 - ユーレイル一か国パス
選択した一か国での鉄道が利用可能
ユーレイルパスは、何日利用するのかによって料金が異なってきます。
ユーレイルパスと通常の乗車券の使い分け方
正直ここまで読んでも、まだピンとこない方もいるかと思います。
例えば私が計画したこちらのルートを旅行する場合、
近距離でユーレイルパスを
利用するのは勿体ない!
と言う結果となります。
ユーレイルパスは利用する日数で料金が変わってくるため、金額の目安としては
1日利用で約1万円
ざっくりとした目安ですが大体これくらいは必要となります。
例)
ユーレイルパスの有効期限一か月のうち、
- イタリア→オーストリア
- オーストリア→スイス
こんな感じで国をまたぐ長距離での移動に利用するのがベスト。2日間の移動となるので、パスの料金は約2万円ほどになります。
近距離でユーレイルパスを利用すると、金額も高くなり勿体ないという結果に!
通常の鉄道料金を調べてみたところ、
- フィレンツェ→ラ・スペツィア
- ラ・スペツィア→ミラノ
これら1~2時間以内の距離ならば、約1,500円~3,000円以内で移動出来るのです。ですからユーレイルパスと、通常の乗車券を上手に使い分けて利用するのがおすすめ。
例)
期間:3月1日~3月31日
ユーレイルパスを2日間利用
この様に指定した場合、金額は約2万円、3月1日~3月31日の間の2日間なら、好きな日に列車の利用が可能。
でもここでちょっと注意する点があります。国によって予約方法など若干異なってくることが分かりました。
イタリアの国際列車ECを利用する際は座席指定が必要
私が旅行する国は
- イタリア
- オーストリア
- スイス
この3ヶ国となりますが、イタリアだけはユーレイルパスを利用する時に「座席指定券」が必要となってくるのです。窓口で座席指定券を予約し、乗車する日にちを「ユーレイルパス」に記載することが必要!
オーストリア&スイスでは座席指定なし
オーストリアとスイスに関しては、すべての列車共通で座席指定がないと言う事なので、ユーレイルパスを利用したい日に、好きな列車に乗ればOK。
あと列車時の注意点として聞いた大切なことがもう一つあります。
券売機で切符を購入した時には必ず刻印機を通すこと!
ユーレイルパスを利用せず、近距離の移動の場合は通常の切符を購入することとなりますが、その場合必ず「刻印機」を通すことが絶対必要となります。
Mさんよりお借りした刻印機の画像です。こんな感じで構内の壁などに必ずあるそうなので、列車に乗る前に必ず通すよう気を付けましょう(自分に言い聞かせてます)
つづく