こんにちは!
ナナ旅のnanacoです(*’-‘*)
クタエリアでのぼったくりの続きです。
日本語が堪能な現地人に連れられ、コーヒー製造工場に行った次は高額SPA(スパ)!バリ島へ旅行する方が同じ様な被害に合わないようまとめてみました。
観光客を狙うクタエリアのぼったくり高額SPA(スパ)
コーヒー製造工場の次に連れて来られたのがこちら。スパだと聞いて来たのに何故鳥居なの??
鳥居をくぐり階段を降りると店内の入口がありました。
ぼったくりスパのメニューと金額
今思えばこのスパ、ちゃんとした「店名」などが見当たりません(あるけど伏せている感じ)
店内に入ると1万円~のメニューを勧められました。しかし、クタエリアには安くて上手なマッサージ屋さんは本当に沢山あります!
どこも90分千円程度です。
最初は断ったんですが、
使われてるオイルが違うんだよ
と言われ、
スパメニューには送迎が付いているから、帰国する日にスパを受ければ空港まで送ってもらえるから一石二鳥でいいんじゃん!
↑
これが一番の口説き文句かと思われます…
バリ島のデンパサール国際空港(ングラ・ライ国際空港)からの帰国便は深夜発が多い為、ホテルをチェックアウトしてから時間つぶしにもなるでしょ、って感じ。
それに色々言われると断るのも面倒になってくるんですよ。そして
一万円位いいかな
って考えてしまったのが良くなかった…
一回くらいちゃんとしたスパで施術して帰るのも悪くないかなと思い、お金を支払ってしまったのです。
私が予約した3時間のメニュー
- アロママッサージ60分
- 背面パック(垢すり)60分
- ヘッドマッサージorフェイシャル60分
- バラのお風呂
87USドルなので約一万円近く
でも、この時までは正直ちょっと楽しみにしていました。
実際に受けたぼったくりスパでの様子
バリ旅行最終日、予定通り迎えに来た車で前日お金を払ったスパへと向かいます。
スパ内は足元がやっと見える程度の暗さ(画像補正で目一杯明るく修正してあります)
嘘くさい竜宮城っぽい感じ…
暗闇をよーく見るとあまり清潔ではありません。だから暗くしてるのかも…
ぼったくりSPAオイルマッサージの口コミ
マッサージ自体は問題ありませんでした。
問題ないと言うか、ホテル周辺で受けるマッサージ以上でも以下でもない感じ。
普通です
物価の安いバリ島で1万円のスパを受けるにしては、やたら安っぽい部屋で行います。
荷物を入れるロッカーには鍵穴はあるのに、
鍵はかけられません
それどころか、扉がちゃんと閉まらず半開きの状態…
帰国当日なので、カバンの中にはパスポートやEチケットなど、紛失しては困る物が沢山はいっているので気が気ではないんです!
マッサージの時に使われているオイルも説明はなく、特別良いオイルだとも思えませんでした。
ぼったくりSPA 背面パック(垢すり)の口コミ
垢すりの前にトイレへ行くとトイレも真っ暗!しかもトイレの鍵がしまらない…
この辺りから不安と不信感がピークに達してきました。
垢すりと言われるパックですが、背中や足にドロドロとした液体を塗られます(詳しい説明などなし)。
そしてその上に暖められたヨーグルトを塗られるのです。
ただただ気持ちが悪い!
このまま10~15程放置。
そのあと液体を背中の上でネリネリする感じで落として行きます。
あまりに気持ちが悪かったので、最初に塗ったものは何かと尋ねると、答えはなし。
そのあと薔薇のお風呂に入るのですが、部屋の片隅に人一人やっと入れる大きさの湯船に花びらが浮いていて、
お湯がぬるい
何もかも気持ちが悪かったので、スタッフの姿が見えなくなると同時にお風呂も出ました。
暗がりに目が慣れてくると、部屋の様子がよく分かりだしました。とても古くて小汚い…
お風呂から出た時用の服に着替えると、何だかホントに様子が可笑しい(笑)
スリッパの代わりに出されたのが、サイズの合わない男性用?の大きなビーチサンダル。
竜とクジャク柄のチャイナ服っぽいもので、ところどころ破れてたりする。この状態でヘッドマッサージの部屋へ、自分の荷物をかついで移動です。
あり得ないヘッドマッサージの一部始終
ヘッドマッサージは廃業した美容院の様な部屋で行いました。この部屋がまたスゴイ!スタッフルームにしても汚過ぎないか!?って感じで物が雑然と置かれている状態。
荷物はロッカーへと言われたけど、またもや扉が閉まらず半開き。
服などは小さなロッカーに入らないので、目の前にある鏡の前へ置こうとしたら、白くほこりが積もっていている…
シャンプー台でヘッドマッサージをするのですが、日本の様な上等なマッサージではありません。ヘッドマッサージっぽい事をされるだけね。
その後シャンプー台から鏡のある場所へ移動させられ、肩などもマッサージ(普通の肩たたき)などが行われます。
私が着ていたチャイナ風の上着は、襟元がはだけた状態となったとき
部屋に男性が入って来たのです!
服は襟元がはだけ、スッピンで髪は濡れた状態の私と同じ部屋に、男性がスタッフと2人で入って来たのです!
男性は金髪で、前髪部分をちょんまげの様にゴムで縛っていました。よく見ると日本人男性ではありませんか!男性はシャンプー台へ向かいました。
多分私と同じくキャッチに声をかけられ連れてきた男性なのでしょう。
マッサージを担当していたバリ人女性に、どこの国のお客さんが多いですか?と聞いてみたところ「日本人」だと答えたのです!やっぱりね!
施術している女性スタッフは悪い人ではないらしいことが分かりました。
同じ一万円払うなら、ちゃんとしたホテルにしとけばよかった!
こう思う頃には遅過ぎる…
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スミニャックで宿泊したホテルのスパ。
1泊6,000円程度のホテルでしたがそこそこ綺麗でした。
https://event365.xyz/2018bari_mone
スミニャックのホテルは高級感もあり雰囲気の良いスパでしたが、60分250,000Rp(約1,900円)と、ここよりはるかに安いのです。
この時はこの金額さへももったいなく思えて行かなかったのに…
ヘッドマッサージや肩たたきなど一通り終わった所で、服を着替える様に指示されました。
ヘッドマッサージを終えた男性が、私がさっきまで座っていた席に移動してきました。
スパスタッフは私に、
そのすぐ側で着替えろと言うのです!!
超!小汚い20畳程の部屋で、男性がいるのに着替えろと!?
でも着替える場所はそこしかないと言うので、こそこそ着替えました( T∀T)
日本人観光客ばかりが狙われぼったくられている現状
こちらの画像はスパの待合室。
もうここまでくると、スパの定義が分からなくなってきました。
空港までの車を待っていると、受付に若い日本人女性2人がそれぞれ一万円紙幣を支払っている所がたまたま目に入ってしまった!
側には日本語を話すキャッチの男性。
早まらないで!!
どれだけこの言葉が出そうになったか…
でもここで考えました。
私は過去に、ちゃんとした場所でスパを受けた経験があるから、こんな風に考えるのであろう。
でもここで初めてスパを受ける人にとっては、ここが「スパ」の基準になるのだろうと。
だったら「スパってこんなもんか」で済むのでしょう。
知らぬが仏
知らない方が幸せって事もあるよね…
ぼったくられない為にも!まとめ
一番最初にお見せしたこの画像。
入口にあった鳥居は、日本人観光客をターゲットにしたスパの象徴だったのかと納得できました。
日本人はお人好しですから。
あまり疑ったりしないですしね。
海外旅行中の一万円程度ならさほどふところも痛みませんよ。
そこに付け入るぼったくり!!
この店のスパは一万円の価値はありません!!
ホテル周辺のマッサージ屋さんと一緒!それ以下かも!バリ島ならマッサージで60分で千円もしません。
バリ島に旅行する皆さま!スパを受けたいのであれば、キャッチ経由でなくてもいくらでもあります。
まずは冷静に!!
一番おすすめなのは、
ちゃんとしたホテルのスパを受けることでしょうか。
このスパよりはるかに質が良いことは間違いありません!
日本人だけをターゲットにして、ぼったくるって事がホント許せない…
日本人はちょろい
って考えている現地人にショックすら受けてしまいました。
でも人が良く騙されやすいのは確かなので…
私に声をかけたこちらの男性は、私が買ったコーヒーやスパのお金が懐に入いるのでしょう。
私と同じようにぼったくられる日本人がいなくなる事を心から願うばかりです!